『阿賀に生きる』から10年、
あの自分の仕事に誇りを持って見事な年のとり方をした人の多くが亡くなり、田んぼは荒れ果て、風景も変わっている。
残された妻や子もいるが、終始寂しさが流れている。
完全に消…
野外スクリーンが出てそれ観てる村人が映って音楽みたいな佐藤真にしてはベタかものあとに火をくべるおばあちゃんに演技指導しまくるシーンが入ってやはりわけがわからんと思った かわいいシーンだったけどもっと…
>>続きを読む長寿餃子。正直あまりにパーソナル過ぎて追い付けなかったというのが本音で、ましてや“明治の痕跡”など分かるはずもない。それなのにこの郷愁にも似た霊感はなんだ。あの時あったものはなく、あの時なかったもの…
>>続きを読む不在の存在を強く感じさせる映画だった。その不在は、フレームの中の不在でもあり、映された世界からの時空間的な不在でもある。映画という記録や、土地という変わらないものによって、その不在はより強調される。…
>>続きを読む@国立映画アーカイブ
「阿賀に生きる」で冒頭、老夫婦が耕していた田んぼが荒れ果てた様子に打ちのめされる。
あの夫婦が他愛のない口論をしていた囲炉裏も、今は誰も使う人がいない。
あの愛おしい人た…
【詳述は、『SELF AND OTHERS』欄で】商業映画を見慣れた目には、インパクト不足も、気負いのない対人間、世界観、日常、拡がり染みてく敢えて表に出さぬ社会問題、それらを包括し点在させる、温も…
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