不器用な男ふたりの騙し騙され友情と裏社会のしあがりと、懐かしいような古くさいような衣をまとっているせいで、キム・ギドクにしては破綻と矛盾が抑制された作品になっている。わりかし真っ当。
そのぶんリラク…
兵役後、画家になりたいキム・ギドク青年は、レオス・カラックス監督作品と『羊たちの沈黙』を観て、映画の道に目覚めたと言います。
パリは特別な地なのでしょうが、韓国映画のど新人の監督がパリで映画を撮って…
男は車窓を眺めながら、針金を器用に曲げては、絞首刑のひもの輪っかを作り出し、発車の時刻を待っていた。死に囚われた男は、パリ行きの列車の中でうつろな表情を浮かべている。そこにコンパートメントに一人の…
>>続きを読むキム・ギドク監督の長編二作目
おいおいギドクの映画にドニ・ラヴァン出てたのかよ…
しかも二作目で…
正直これがこの映画一番の衝撃ポイントだった
パリが舞台となっているため、メインの役者も韓国人は…
キム・ギドクの監督2作目の映画
初監督作のつもりで観てたら、初監督作は『鰐』だったか…
鰐もワイルドなアニマルだから混同してしまった…ややこし
1997年の作品だから、自分が観た韓国映画のなかで…
芸術の都パリを舞台にしたギドクにとって2作目の長編作品。
ドニ・ラヴァンを出演させている事からも分かる通り、デビュー作同様カラックス『ポンヌフの恋人』に強く影響されている。
監督は90年頃単身パリへ…
ギドクファンなら必見!2作目にしてギドク作品の方向性というものが既に決定付けられたかのような内容で実に興味深い。一般的には失敗作の烙印を押されたようですが、ギドク自身は1番好きな作品だと語るように、…
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