原作はアントニオ・タブッキの同名小説。
10年以上前に読んだが、今でも時折思い出す作品である。
しかし映画で観ると、少々退屈な印象を受けた。
小説の方が断然面白い。
物語は行方不明の友人を探しにイン…
切り取った一部と全体、ロードムービー、ヴィム・ヴェンダースの「ゴールキーパーの不安」を思い出した。 インドの猥雑な街並みや無防備な人、今にも崩れ落ちそうな空へと伸びる住居と豪華極まりないホテル、それ…
>>続きを読むある一人の男が、行方知れずの友人をインド各地を転々と彷徨いながら、ひたすら探し続ける物語。間違いなく今年一年間で鑑賞した映画で、最も静かで穏やかな作品だったと思います。ミステリー調和で進行するものの…
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