WOWOWで観賞。
1933年制作のサイレント映画。
小津安二郎監督が1時間にも満たない間に何をどうように表現するのかと思いながら見ていた。
何という展開!
今と違いすぎる観念に驚くばかり。
濃…
苦悩から逃げてしまったら何も解決しないし、誰も幸せにならない。この映画は観終わってもスッキリせず、どよ〜んとした後味の悪さが残る。当時はこういう価値観が主流だったのかもしれない。
小津メーター16…
ほぼ小さな室内で丁寧なカットで繋いでいく。その中で強調されるやかん、時計の音が不穏さを高める。
小津が映画引用してるの初めて見た。
あの異様な電柱、電柱、歩道の横移動ラストシーンの怖さが素晴らしい。…
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