少年の孤独や反動、大人からの抑圧。そんな中で好きだった映画。トリュフォーの自伝的作品。僕が捉えたのは無力さでした。ラストのなんともいえない気持ちにさせるショットは素晴らしいです。僕はそこから希望を見…
>>続きを読むああなんとも心に染みる切なくて苦い子供の思い出ではないか。愛らしい笑みだけをうかべ何の疑問も抱かない子供など存在するわけもなく、少年は親元から離れていく。これからの長い人生に横たわる幼い頃の輝きとつ…
>>続きを読む「イカとクジラ」とこのDVDを別々な動機でたまたま一緒に借りたのですけど、奇しくもどちらも両親のエゴや無責任が子供の人格形成に影響を与え、その子供が自分の力でその先を目指そうとする終わり方をして、5…
>>続きを読むストップモーションが非常に印象的。あれからまた物語が続いて行くような感覚になるほどに余韻が残り、頭から離れない。
少年は自分を抱きしめてくれる人がいないことに気づいた。もう煌めきは失われた。彼はそ…
イマジカBS「死ぬまで観たい映画1001本」特集で鑑賞。
主人公は12歳の少年。
大人達による理不尽が少年を襲い続ける。その中で耐える少年の心と、きっと人生で最も輝く男の子特有の美貌と、流れるよう…
アトラクションに乗っているシーン、ランニングの授業から子どもたちがどんどんフケていくシーンの撮り方が好き。
アントワーヌが母親の鏡台を覗いていたけれど、のちの『恋のエチュード』でも、年齢を重ねた彼は…
トリュフォー長編初作品。汚れた手をノートの白紙やカーテンで拭く子供。嫌な事があれば地に落ち 良い事あれば天に昇る子供。子供って何て素晴らしい楽観主義者なのか。家族三人での映画の帰り道 あの笑顔や笑い…
>>続きを読む(c) 1959 LES FILMS DU CARROSSE