フランソワ・トリュフォー監督自身の子供時代の体験を大いに反映させているという今作。
12歳のアントワーヌは、学校に行けば、勉強しろ、宿題をして来いと怒鳴られ、家に帰れば、買い物に行け、食事の用意を…
1959年。学校でも家庭でも何となく上手く行かなくて、とうとう家出してしまう話。
映画が好き、というのがなんともトリュフォーの自伝だけあって共感出来るし、救いだった。そして盗みや親友とやりとりし合う…
丁度某映画雑誌にてトリュフォーが特集されていたので。
監督自身の少年時代の回顧録ともされる「大人は判ってくれない」
なんともまあ、秀逸な邦題。
フランス映画の中でも比較的観やすいし、内容も分かり…
ドワネルより若い子供たちが夢中になって人形劇を見つめるシーンがよかった。
タイプライターを盗むシーンにはドキドキさせられて、いつの間にかドワネルの世界に引き込まれていたことに気づいた。
ドワネルが歩…
大画面で見られただけでも幸せ。
分かっているのになあ、あのラスト。
アントワーヌの軽やかじゃない足音が好き。
あのラストと、
アントワーヌがムカついてる事が判らない大人には何十年経ってもなるもんか…
トリュフォー映画祭にて。ふぅ~~、胸の高まりが収まらない。。まさにタイトル通り、大人は判ってくれない。ドワネルが抱いている感情や反抗心は誰しも一度は、あ~ こんな時期あったなぁ~、なんて思ったりする…
>>続きを読むスクリーンの大画面で観た『大人は判ってくれない』はわたしにはあまりにも刺激的で、美しく、感動的だった。何度も見ている作品なのに、終始鳥肌がたちっぱなし。その後、少年のアントワーヌ・ドワネルが70歳の…
>>続きを読む親の心子知らず、この心親知らずと言うが、そりゃそうだ。
何しろ望まれて産まれてきたわけでもなく、父親は血すら繋がっていないのだから。
トリュフォーの少年期を半自伝的に親と子の愛情の交錯を子どもの視点…
(c) 1959 LES FILMS DU CARROSSE