夫がいなくなったということを理解している。
けれど、日常的に繰り返す動作のなかに彼がいる気がする。
他の男と寝た時にも彼を感じる。
「あなたには重さがない」
シャーロット・ランプリングの視線の演技…
数年前に見て、ああ自分はシャーロット・ランプリング沼にはまってしまったな、と実感した作品。
常に柔らかな笑みが口元に貼りついているようなシャーロット・ランプリングが、夫と笑ったり、戸惑ったり、妄想…
長年連れ添った夫を海で失った一人の女性が、その現実を受け容れられないまま虚と実の狭間をふらふらと彷徨う様を淡々と描いた作品。これを単純な悲劇として描くことも可能だろうが、オゾンの語り口はあくまでも冷…
>>続きを読むいつものバカンス中に 失踪した夫。
最初からドキドキする始まりでした。
シャーロットランプリングの 特に目の表情で
主人公の心情と ストーリーの展開を表し
静かに過ぎる毎日の中で 少しず…
フランソワ・オゾン監督作。
最愛の夫を亡くした妻の苦悩と葛藤を描いたドラマ。
フランスの鬼才フランソワ・オゾンの長編第4作。毎年夏に南フランスのランド地方にバカンスに出掛ける熟年夫婦。ある時、妻…