魂の底から絞り出す声を殺した嗚咽、"じゃぱゆきさん"サキの生涯を、サキに憑依したかのように渾身の演技で演じきった田中絹代に尽きる。社会派熊井啓監督が鋭くメスを入れた日本の黒歴史、時代に翻弄され差別と…
>>続きを読む⭕️サキさんの一生を思うとき、ご飯を食べていくことの大変さ、ままならない人生を思う。
それでも強く生きてきた。
高橋洋子、田中絹代の
それぞれのサキさんに加え、
取材する凛とした栗原小巻。
素晴らし…
北川サキ高橋洋子とその晩年を演じた田中絹代の歴史的熱演があって、熊井啓監督の不朽の名作かと思いきや、アジア女性史研究家山崎朋子栗原小巻の、サキの過去告白を秘密裏に取材をし、サンダカン現地ルポルタージ…
>>続きを読む戦前に中国や東南アジアに渡航して男相手に出稼ぎしていた所謂「からゆきさん」
栗原小巻演じる女性研究者がふとしたきっかけで田中絹代演じるサキさんと出会いその半生を回想でつづる物語
これが田中絹代の遺…
おキクさん…
男から1つずつ取ったものばい、
人生おつかれさまだなぁ。ほんと。
おさきさん
田中絹代さん…
"人にはそのひとそこひとの都合ちゅうことがある"
素晴らしいな、
てぬぐいー
なんて泣け…
おサキさんの家屋は捨て猫やムカデ→都会の人なのに家に上がってくつろいでくれた。⇔息子の実の嫁との対比
なぜ得体の知れない旅人を息子の嫁と称して紹介したのか?
おサキさん:からゆきさんの生き残り
…
この映画を見たきっかけは山崎朋子著『サンダカン八番娼館』を読んだこと。そもそもは最近 山崎豊子に関心を持っていて『サンダカン』を朋子ではなく豊子の方が書いたと思い込んで読み始め途中で「あれ?朋子じゃ…
>>続きを読む「カラユキさん」を題材にした映画。この作品で初めて知ることになった日本の歴史。口減らしに子どもが売られたり、当然のように女性の人権が蔑ろにされていたり。。。ほんの少し時代を遡っただけで、このようなこ…
>>続きを読む最近の映画は、すぐに忘れてしまいがちだが、昔の映画でもインパクトのある映画は、いつまでも記憶に残っている。
これは昨年神保町シアター映画館初鑑賞した1974年熊井啓監督が山崎朋子のノンフィクション…