浪花の恋の物語の作品情報・感想・評価

『浪花の恋の物語』に投稿された感想・評価


飛脚問屋の若旦那である男と大坂新町遊郭の遊女の叶わぬ色恋沙汰。

切ない雰囲気満載です。

近松門左衛門役の片岡千恵蔵がステキです。
現実に起きている2人の最後とそれを側で見ている近松門左衛門が創…

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3.3
大坂の飛脚問屋の婿養子
YAZ
4.9

内田吐夢の観る

浪花の飛脚問屋の養子忠兵衛
は真面目一筋。友人に強引に
連れられた廓の遊女梅川に惚
れてしまい通い続けるが

脚本 成沢昌茂

歌舞伎演目「恋飛脚大和往来」を下敷き
にしたそうです…

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有馬稲子の足!!!
例えば廊下を歩いてるとき、ローアングルで足の裏が見える。

@早稲田松竹
文楽・人形浄瑠璃から生まれた映画
IMAO
4.5

中村錦之助が道ならぬ恋に落ちてゆく畳み掛けるような演出が、スピード感がありハラハラドキドキ^^ラストの方に出てくる人形浄瑠璃のシーンは原作(近松門左衛門『冥途の飛脚』)へのオマージュだと思うが、あの…

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片岡知恵蔵が近松門左衛門として登場することから、原作の人形浄瑠璃『冥途の飛脚』を題材にしたメタフィクションとして見ることができる。『警察官』で小杉勇が犯人と目される中野英治を追うシーンで、街を滑走す…

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るい
3.9

時代劇撮る人はとにかく一通り内田吐夢作品見て勉強して欲しい。ほんまに。

梅川忠兵衛を題材とした浄瑠璃である『冥土の飛脚』を近松門左衛門が書き上げるまでのお話。

映画は二部構成になっていて前半は忠…

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3.5
このレビューはネタバレを含みます

映画がはじまると幕が開いて、舞台がはじまる。カメラがひくと遅れてきたお客が客席の間を通ってちょっとすみませんといって横切って画面を邪魔する。映画が始まったばかりなので現実の映画館でも本当にありそう。…

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作者近松門左衛門片岡千恵蔵からの視点で、客観的に見た「冥土の飛脚」を描いた内田吐夢監督の近松心中物時代劇。亀屋忠兵衛中村錦之助は、大名家預かり金を封印切し遊女梅川有馬稲子を略奪で身受け、二人が世を憚…

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