「私はまるで"ナイルの娘"だ。古代エジプトの世界で楽しいけど孤独な私。22歳で死ぬメンフィス王を助ける力もない」
台北郊外に暮らす女子高生・シャオヤンは、家族を支えるために学校とアルバイトを掛け持…
このレビューはネタバレを含みます
時代は日本刀からピストルへ。一人過去に生きるシャオヤンにとって盗人である兄シャオファンと想い人サンは彼女の中にある大人や都市への不安と憧れ、妹シャオウェイと友人達は田舎や青春への郷愁。街の発展により…
>>続きを読む『王家の紋章』がでてくると聞いたので視聴、ちゃんと話に関わってくるので嬉しい〜。権利的な問題なのか、細川智栄子先生の絵ではなく、麥人杰先生の絵が映るのだか、劇画調なのが面白い。雄々しいキャロル。
少…
決定的なカットの連続。全てこれが正解だ、と思える。適切なカメラの配置と、映し出される空間の、近景・中景・後景のバランス感覚。
一つの時空をどこまで持続させるか?という映画作りにおける重大な問題に対し…
最初の所在なさげな少女のカットからもうヤバい。ムーディーな音楽を背景にした花火のシーンが本当に素晴らしい。その夢のような青春のシーンと反して、殺人のシーンは北野武みたいに超ドライ。あとラストのウサギ…
>>続きを読む私が撮りたい映画すぎた
シャオヤンの寄りでスタートした時点で絶対好きだと思った
画が全部良すぎる。台湾のネオン、ケンタッキーでバイトしてるところ(店内BGMは中森明菜)、車で家族がやってくるところ…
侯孝賢の1987年の現代劇だが、今となっては戒厳令明けの時代劇としてみました。その当時の台湾での現代劇といえば、台北ストーリーや恐怖分子と比較して観ても急速に変わりゆく時代として興味深い作品ともなり…
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