侯孝賢のアイドル映画。雇われ監督に徹した作品だが、脚本は常連の朱天文。ウォークマンや海賊版コミックが出てくる、台湾の若者文化が背景に描かれている。侯孝賢作品としては、やや落ちるが、今までの侯孝賢とは…
>>続きを読む世代じゃないからヤン・リンのことも何も知らずに観られた幸運。
少女漫画のヒーローに似たサンだけが、10代にして暴力にも裏稼業にも慣れっこの勝気なシャオヤンを弱くする。とんがって喧嘩腰になってるのと…
アンニュイでちょっとセンチメンタルな80s🇹🇼
まだ生まれてもなければ、行ったこともない、見たこともない風景なのに
何故か郷愁を薄ら感じてしまう、画の美しさ、心地良さ
しかし、ストーリーはあまり…
このレビューはネタバレを含みます
香港に住む女の子の周りの環境が変化していく話。
不安定な現実でも楽しく仲間と過ごす日々、だけどいつまでも続く訳ではなく…
不仲であったりそうでなかったりする家族関係、雑多で優雅で時に残酷な80年代香…
いつまでも変わらないと思っていた友人らと過ごす日々。しかし時の流れは無情にも現実を変えていく。嫌でも年に一度は誕生日を迎えるし、同じ服を着ていた先生も学校を去っていく。
いつまでも青春時代じゃない…
郷愁感と既視感は同じものではないけど、微妙に重なるところがある。既視感が偽記憶とも呼ばれるのは想像上の記憶だから。郷愁感として強度が強いのは物心がつく前の例えば幼児期における朧げな記憶がそうだろう。…
>>続きを読むこれが80年代の台湾か。
80年代と言えば、
俺の両親が20代を生きた年代
いまの俺と同じ年代だった頃。
日本の80年代といえば、まさにバブルだったわけで、浮き足立った若者たちが、戦後の重たい思想…
2025/02/11
ホウ・シャオシェンの映画、かなり好きかもしれない。
レッドバルーンを観たときの気持ちを思い出した。
「切ないのは絶えず前に進むよう僕らを追い詰める現実だ」
女の子を映…