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「ふたり」に投稿された感想・評価

あさの

あさのの感想・評価

4.0
大林宣彦という稀代の男性映像作家が“少女を撮る”という能力を爆発させて究極の少女映画を撮り上げてしまった、そんな不思議な作品です。
センス・オブ・ワンダーな大林監督の美声も必聴です。

赤川次郎ファンはもちろん、坂道が好きな人にも激しくオススメします。
「ワンダーランドの映画作家 大林宣彦映画祭2017」で、「あした」(1995年)とのカップリングで観賞。どうしても「あした」と比較してしまうと、どうもこちらの作品は物足りない。もちろん登場人物が「あした」ほどバラエティに富んでいないことも原因だが、物語の主軸が、夢見がちな14歳の少女・実加(石田ひかり)と死んでしまって幽霊として登場するしっかり者の姉・千津子(中島朋子)のやりとりになるからかもしれない。

「あした」もそうだが、大林作品には幽霊がしばしば登場する。とはいっても、ホラー的な展開ではなく、あくまで死んでしまった人間の視点を通して、現実の人間を描く手段としてだ。そのため幽霊はいつも親しく現実の人間に話しかけてくる。これがデビュー作となる石田ひかりのセリフが心もとなく、それは演出なのかもしれないが、少々観ていて気持ちが入らない。他の作品のように、いまひとつ女優さんに精彩が欠けるような気もする。

「転校生」(1982年)、「時をかける少女」(1983年)、「さびしんぼう」(1985年)の尾道三部作に続く、新・尾道三部作の第1弾ということで、尾道の風景や家屋などもふんだんに登場しており、この地を愛する者としてはやや溜飲が下がるのだが、テーマ自体はまだ主人公の成長にあるのか、はたまた家族の絆にあるのか、少し中途半端な気がする。いずれにしろ「ふたり」に比べると、完成度は落ちる気がしてしまう。
imapon

imaponの感想・評価

3.6
やっと見ました。
石田姉妹は以前から完全に姉派なので実姉妹共演ならもっと早く見てたでしょう。いやいや中嶋朋子さんのスレスレの綺麗さも良かったです。

花火爆裂の「第九合唱」だけでも必見。

旅館の娘がほんま、ええ子や。

島崎和歌子の土俵入りに爆!

ドジな妹の成長物語になっているけどくしゃくしゃの髪と散らかった部屋は成長せんでもいい部分だと思う。
Wu

Wuの感想・評価

3.6
中嶋朋子が制服似合いすぎてて良かった。原作を読んでいたが、本の方が悲しさが伝わる。
最後の方のポンポン岩は眺めがいい。
mikoyan358

mikoyan358の感想・評価

4.0
2013/1/11鑑賞(鑑賞メーターより転載)
あれだけ味わい深かった尾道三部作の後に同じ街を舞台とした新尾道三部作、ということで十二分にハードルが上がっているが、いやはや本家にも負けないほどの情感満点の映画。不器用に成長していく主人公実加、そして亡くなってからも姿を現し妹を助ける姉千津子の微妙な心境の変化が、変わらず趣深い尾道の街並みの上に見事に的確に描き出されている。キャストもよく、映画デビューしたてで可愛らしい石田ひかり、そして何よりオバケ(失礼)の姉役中嶋朋子の可憐さは空前絶後。これまで一度も綺麗とか可愛いとか思ったことなかったが...
kummy

kummyの感想・評価

-
全体的に暗いストーリーだけど、姉妹の愛と嫉妬が巧妙に描かれて、ストーリーに引き込まれました。
サントラCDも買ったほど、好きな映画。
エンディングは、大林監督と赤川二郎さんのデュエット⁈
ぶぶこ

ぶぶこの感想・評価

4.5
主役の2人の一番可愛らしい時期を焼き付けた映画。増田恵子の演技が心に残った。
riekon

riekonの感想・評価

3.0
始め石田ひかりのホワンとした話し方に引っかかりましたが途中で慣れたね。
親や友達が主人公のことをグズグズ言いすぎだよ〜自信無くしちゃうでしょ!
汚い部屋は注意した方がいいけどね(笑)亡くなったお姉ちゃんがいつも見守ってくれて落ち込んだ時は励ましてくれてね。
卒業式に涙ぐむお姉ちゃんにウルっとしてしまいました。
その後も家庭で色々あるけど彼女なりに頑張って成長していく主人公が良かったです。
明るい親友の女の子も優しくて好きですね
淡い・儚い…大林ワールド
でも、その奥には、゙女゙へと成長する少女の強さが受け取れました
10月27日。姉は死にました…






と、妹の北尾実加〈石田ひかり〉が姉の北尾千津子〈中嶋朋子〉の好きだった男性に語り出してそこから回想シーンのトラックの積み荷の下敷きになる事故のシーンはとっても切ないシーン。






生きてること、死んでくこと。
それでも同じ時間を一緒に過ごした。
私たちはふたりでひとりなんだね。
わたしたちは…

ひとりで ”ふたり ” なんだね…