加賀まりこ様目当ての鑑賞だったんだけど池部良様がダンディすぎてしびれる。加賀まりこ様はまさにモナリザのような神々しさで、心をぐっとつかまれて狂おしいくらい焦がれても、劣情赴くままに、とはなれない男の…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
空虚感、絶望感、倦怠感、やりきれなさ、寂しさ、まともから外れてしまう心。
ぱちん、ぱちんと小気味いい花札の音が心地良い。
生きている実感が掴めない。ギャンブルや暴走、殺しでなんとか生を保つ。
死んだ…
『渇き』で中島哲也が小松菜奈を使ってやりたかったこと、その数十年前に今作で篠田正浩が加賀まりこを使って、より鮮烈な形で既に表現してたって事実が衝撃的すぎる。投げやりに賭け、生きる姿が纏う美しさと艶や…
>>続きを読む以下、鑑賞直後に興奮しながら打った文を貼付。
我ながら文字数にドン引き...( ̄▽ ̄;)
2018年(昨年)1作目コレ観て良かったァァ!!!!!とめちゃくちゃ噛み締めた作品です。もうほんっっと、超…
ニースの浜辺にいた白い天使は、海の匂いに誘われて、ヨコハマに現れた。乾いた花は満ちることなく、枯れることなき、悪の華。ヤクザでありながら任侠を通す村木が善で、何も知らないお嬢さんのような顔をした冴子…
>>続きを読むどうしても’何か’が気になる映画が、篠田正浩の’乾いた花’である。自分でもよくわからないが、きっと心の中にある’虚無感’ではないかと思う。心の中にある’乾いた’部分が共鳴しているのだと思う。自分の中…
>>続きを読む昭和の湿っぽい感じがたまらない。
人物たちの視線を追っていくのだけど、皆何を考えているのか分からない。
ただ、確かなのは加賀まりこの吸い込まれるような大きな瞳と微かに上がる口元が何かしらを物語っ…
池部良のニヒルが過ぎる。首筋に吸い寄せられそうなストイックな色気がたまらん。日本小悪魔党代表のまりこ様はもうどストライクに可愛い。この顔に生まれたい人生だった。エレベーター前で振り向いた時の空っぽの…
>>続きを読む松竹株式会社