俗に1964年の加賀まりこ、と呼ばれるこの年の「月曜日のユカ」(中平)と並ぶ、伝説の一作(公開も同じ1964年。実際はこちらは1963年製作)。
石原慎太郎の原作を、硬質な、文字通り乾いたタッチで描…
池部良がヤサグレ!篠田正浩はムラがあるけどこんなのもよい。にんじんくらぶ面白いの作るわ。殺人で3年の刑務所勤めから出所してすぐに向かうのが女でなく賭場って時点でギャンブル廃人、池部良。そこで出会う加…
>>続きを読む原作は石原慎太郎。
配給会社から“難解”という理由で、8か月公開を見送られ、“反社会的”という理由で成人映画指定された問題作。
でも、まったく難解ではありません。
一種のアウトローものです。
人…
潤うことを拒みながらも、なお強烈に咲き誇る名もなき白い花。その乾いた痕跡は、忘れがたい痛みを刻む。闇に沈む賭場のざわめきの中で、白く浮かび上がる冴子の顔は静かな緊張を孕み、視線を離せない。篠田のカメ…
>>続きを読むめっちゃ好きだった!!!!
加賀まりこも池部良も本当にハマっている
フランス映画っぽいが、本当にあたらしい感じがして古臭さがない 全部おとぎ話の中みたいな不思議な雰囲気があって、特に賭場の緊張感は凄…
1964年 ”乾いた花”
石原慎太郎原作、篠田正浩脚本監督。
松竹時代の篠田監督、松竹ヌーベルヴァークとして大島渚とともに活躍された。
見慣れている東映の任侠モノとか実録モノとは違った
スタイリッ…
特にどうってことない話ながらも、虚無の雰囲気が匂い立つ映像。作り方がクールでスタイリッシュ!
池部良が往年の哀川翔のように見えてくるハードボイルド。「64年の加賀まりこ」は可愛いに違いないが、個人的…
松竹株式会社