第6回 moonbow cinema 上映会 浅草公会堂にて。
・反復される色。とりわけ赤。赤がなくなったと思いきや、深田恭子の登場から回帰。そしてその赤は死に結びつく。色で連関しない物語は破棄さ…
「作品にちなんだ土地の劇場で映画を見る」というコンセプトの moonbow cinema さんの上映会で、北野武作品「Dolls」を鑑賞しました。
3組の男女の究極の愛の姿を、同じ時間軸の中で交差…
静謐な狂気と愛
愛≒狂気なんじゃないかと思う。狂ってない愛なんてないし、みんな同じような表現じゃなくて、愛は人それぞれ。愛するあまりボタンを一つずらすだけでそれが周囲から狂気とみなされることもよく…
たけしの盲目サングラス炸裂ムービー。
この時期の北野映画は「死」が描かれることが多いのですが、この作品も例外に漏れることなく死が描かれています。
1番印象的なシーンは、菅野美穂がある川を渡るのを…
ボキャ貧やから感想はよー言わんけどすごい印象に残る作品。武作品初めてやけど、最後の人形浄瑠璃の描写に痛みや狂気のような切なさを感じた。紅葉の赤や雪の白といった色彩が鮮やかで、セリフの少ない中でも眠く…
>>続きを読む映像と衣装の綺麗さに惹かれるものの
さほど感動はしなかった記憶。
感動というより哀愁とか空虚とか無念とか
そんな感情に注目してしまって
この世界観の理解にまで及ばなかったかな。
大人になった今なら…
この映画には、三組の男女が出てくる。
それぞれに愛の形があるわけだが、その愛の形がいびつで醜くて愚かである。
最大の愛は最大の暴力に転化する。
どの愛の形も、最大の愛があり、同時に最大の暴力…
人形浄瑠璃を用いたシーンがあるという前情報を持ってたので、
それでタイトルが「ドールズ」かと1人で早合点する。
映画を観ていくと…あれ?
どうやら違う。
複数形であることにもっと注意すべきだった…