推理小説パトリック・クエンティン“二人の妻をもつ男”を新藤兼人が脚色。ミステリー(?)部分についてはノーコメント。岡田茉莉子も若尾文子もこわい。江波杏子もな!…と女優たちの美しさと怪演に見とれていれ…
>>続きを読むもとはミステリーらしいのにこんな映画になってしまった。後の大映ドラマにつながる要素が顔を出し始めて、もはや若尾文子が浮いてしまってる。新旧増村が混じったり混じらなかったり。
しかしとても面白いのだ…
岡田茉莉子目当てで鑑賞。原作1955年二人の妻をもつ男パトリッククェンティン名義の探偵小説。ストーリーが面白い訳だわ。若尾文子この作品では他では無いいい演技をしてました。他の茉莉子作品を覗いて観まし…
>>続きを読むまたまた増村保造監督、新藤兼人脚本コンビ。そして、何度目かここでも若尾文子!
全編に暗く悲しげな曲がずっと流れている。
エゴ丸出しの人物がもつれ合う愛憎劇。このしょうもなさが癖になってくる。
作…
いやー、これまた傑作の一つなんじゃないか。もっと観られて良いだけの価値がある。
メロドラマなのかサスペンスなのかもはやよくわからなくてすげえ。
主人公の高橋幸治の虚無オーラがブレッソン映画のヘタ…
2000年にユーロスペースで開催された「増村保造レトロスペクティヴ」のときに見て以来の再見。高橋幸治の昔の女岡田茉莉子と社長令嬢で妻の若尾文子が「妻二人」で、そこに岡田の今の彼氏のやさぐれものの伊藤…
>>続きを読む高橋幸治のロボットが凄まじい。これは何だ、ヘタウマなのか?増村史上でもトップクラスに零度の表情で、同じ増村でいえば船越英二っぽい。「私はただ待っていたの。あなたが真相を発見するのを」「なぜ僕を止めな…
>>続きを読む『妻二人』
1967(昭和42年)
大映
アメリカのミステリー作家、パトリック・クエンティン『二人の妻を持つ男』が原作。
高橋幸治さんが作品の格を上げている。台詞回しや、一見無表情な顔つきがアメ…