「パーマネント野ばら」で話題にのぼる男どもも含め登場する男は情けない野郎ばかり。「土佐のはちきん」を体現するこの町の女連中が強すぎるからなのか女性が強いゆえに男は“子供”でいられるからなのか。原始的…
>>続きを読む2回目の鑑賞。
以前観たのはいつだっけか?
初めて観た時は、後半衝撃を受けたのを覚えている。
確か、めちゃめちゃ切なくなったんだった。
2回目だから、結末は分かっているんだけども、再び切ない思いが…
西原理恵子の「ぼくんち」を思わせる、貧しい漁村でたくましく生きる人間たちの物語。登場する男どもがとにかくド底辺ながら、それに縋りついていく女たちの悲しさ。そして村で唯一の美容室で、オバハンたちは髪型…
>>続きを読む原作を読んだときに「・・・。」と呆然とした。
大人の恋の物語を読んでいたつもりだった。
「なぎの海で最後に私の手をにぎっていてくれたのは、父親だったのか恋人だったのか祖父だったのか。
あなたがど…
仕事休みのお昼にごはん食べながら、のんびり見る映画を探していたら出会いました。
パーマネント野ばら。
この時間にピッタリでした。
オーバー50歳の女性もれなく全員パンチパーマのちょっと狂った港…
こんなにも狭い世界の話。暗くなりうる話を高知の田舎町の島っぽいあの空気感であっけらかんと見せてるのが切ない。
田舎コミュニティで外側の人間から見たら気持ち悪くて離れたいと思う。中にいたら居心地の良い…
新潮社 2010映画『パーマネント野ばら』