このレビューはネタバレを含みます
日本の闇を浮き彫りにした問題作とみた。
第二次大戦末期、山奥の村に不時着した黒人米兵を巡る物語。この米兵を中心に村人たちが揺れ動き、大きな事件に発展する。そのような展開を想像していたのだが、大島渚…
大島渚監督、田村孟脚本、大江健三郎原作、三國連太郎、ヒュー・ハード主演、1961年作品。1945年ある山村に墜落した米軍機の生き残りである黒人兵士と村人との異様な関わりと顛末を描いた物語。
大江健…
原作のラストが読んでてびっくりして、え?その人そうなるの?って、でも私は最後その人がそうなったことが腑に落ちたんです。そうすることに感情移入ができた。それまで見えなかったその人の抱えていたものがそこ…
>>続きを読む気づいたらアマプラに大島渚がめっちゃ配信されてた。
もうすぐ配信終了ってなってて急いで見始めました!
来週には戦場のメリークリスマスの修復版?が映画館で上映されるので、めちゃくちゃ観たいです…!
…
人間は自分より弱いものに対してどこまでも残酷になれる
驚くべきことや重大な出来事を、過度な演出ではなく淡々と描くのが好みだった
アメリカの兵士を埋める時、村人の会話が聞こえるのが印象的
物語とは違っ…
嫌なことに目を背け、悪事をはたらくときの結束力は強く、都合の悪いことは忘れる。そういう意味では、埋めるシーンが象徴的。
日本的コミュニティの閉塞感。もちろん、これは戦争がもたらした悲劇ではなく、戦…
閉鎖的な「村」だけに限らず、現代でも似た者達が集まった学校とかSNSとかのコミュニティで、弱者に対するいじめはある。
村に限ったことではない。むしろ村化する現代。
ただ違うのは、「生活」の全てまでも…
このレビューはネタバレを含みます
究極の事なかれ主義ってやつ、丸くおさまればそれでいい。
終始何言ってるかわからないのがキツい、当時の人は聞き取れたのか?
あんまり悲壮感はなかった、登場人物が多くて特に主役がいないから。
黒人の世…
大島渚プロダクション