定年を迎え、翌日からの時間の使い方を持て余す日々。そして妻の死。急変する人生。充実した人生とは、時間の長さではない。密度であると気づかされる。「サイドウェイ」のアレクサンダー・ペイン監督作品。みゆき…
>>続きを読むいや〜、これ良い映画よ。
まず、オープニングからニコルソンが椅子に座ってるだけで、笑けてくる(笑)
もうなんかやってくれそうな雰囲気がプンプンして。
話的には日本でも全然普通にありそうな話なんだけど…
仕事をリタイアして奥さんに先立たれた男なんてだいたいこんなもん。必要とされてないことに失望し、はた迷惑な行動に走りがちで女性の善意を誤解したり。親父見てたからよくわかる。だが考え方や価値観を変えられ…
>>続きを読むオマハにある生命保険会社の部長補佐を最後に定年退職したシュミット氏。(ドイツ系だな)
その直後に愛妻を亡くし、たった一人の愛娘も遠く離れたデンバーで、虫の好かない男と結婚すると言う。
そうこうするう…
冒頭の定年までのリミットを表す時計の描写は好きだったけど、他にはあまりハマるカットがなかった。映画は基本的にはンドゥグの手紙の内容を追うものになっていて、説明的な映画だなと思った。
でも最後のンド…
勢古浩爾の『定年後に見たい映画130本』を読んで、
個人的に勝手に、おじさん3部作と名付けたのが
『ヴィンセントに教わったこと』『ターミナル』
『アバウト・シュミッツ』。
前2作はもう観た。まあこん…
アレクサンダー・ペイン監督作品。
すっげぇ良かった。泣いちゃった。
ジャック・ニコルソンが、本当に「等身大」のおっさんを演じている。
この等身大感、結構凄くて、多くの人が「矮小な存在としての自…