海と毒薬に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『海と毒薬』に投稿された感想・評価

1986年の作品のようだがもっと前の作品のように感じる。渡辺謙が若い。
pi
3.3
Xでレビュー見つけたので気になり見ました
戦争中という社会背景と物資の行き届かない環境での手術
今じゃ考えられない現実が、怖すぎた……

1986年、日本、医療ドラマ。モノクロ。

太平洋戦争末期。九州F市の大病院で研究中の医学生、勝呂(奥田瑛二)と戸田(渡辺謙)は自身の研究と患者の治療に追われいた。そんなある日、2人は教授から米軍捕…

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4.0

U-NEXT
公開当時は、生体解剖に対する倫理観や道徳観にばかり目を向けていた。
齢を重ねた今見ると、戦時下の身のよりどころのない不安、浮遊する自我のようなものが、画のなかに見てとれた。人々が流され…

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かねてより気になっていて、でも近所のレンタル店でも見付からないし、あわよくば狙っていたTV放送に出会う事もなかったけれど、たまたまYouTubeで無料で見られるのを見付けて鑑賞しました。有難い。
(…

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3.9

このレビューはネタバレを含みます

戦争の狂気に飲み込まれた世の中。アメリカと開戦真っ只中の日本国が舞台である、人が持つ道徳心や倫理感を問う、重く苦しいテーマを内包した医療映画。

幾度となく都心に対して、執拗な無差別爆撃を繰り返して…

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3.5

遠藤周作作品という事で割と偏った捉え方をしてしまう可能性もあるのである程度身構えての鑑賞
こういう映画はフラットに観ないとと思うけどやっぱりきつかったなぁ、、

戦争が起こらない事が何よりだし
19…

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Nujabesがサンプリングしそうな甘くミニマルなピアノが目白押し。

原作を読んだのは10代の頃。遠藤周作の著作では最も好きな作品だ。
「神なき日本人の罪意識」をテーマに、群像劇が日本人の倫理観を…

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kmr
3.9

役者の演技みんな良かった やっぱり田村高廣と成田三樹夫 渡辺謙の眼と虚しさも奥田瑛二の苦悩と「執着」も良かった
白い巨塔の雰囲気も少し感じる ので里見を演じた田村高廣がこの役を…と
手術シーンのリア…

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えい
3.9
原作未読で、外科と医学的な話ばかりで自分にとっては未知の領域だったので、グロさ以外はノーコメに…モノクロで一番ちょうどよかった。
カトリック思考をかなり感じる。

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