オペに失敗するシーンの緊迫感が凄まじく、間違いなく映画の強度を高めていた。諦念が纏わりつくニヒリストの医師を演じた若き渡辺謙の存在感も忘れ難いが、象徴的な存在として描かれていた教授のドイツ人妻も興味…
>>続きを読むキリスト教徒ではありませんが母の影響で、母屋や展覧会巡りをするレベルの原作者のファン。一番好きな作品の映画化。原作の感想になりますが「正義が振りかざす悲劇」を通してボロボロ泣きましたし人生観に大きな…
>>続きを読む字幕ほし………………………涙
すみません話に関係ないけどこれだけ言わせて、渡辺謙、顔かっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっこよ
ガキ時分に読んだがまた原作読みたい 家にあったかな あとで探す
…
作中にカリスマ的引っ張る人物がいるわけでもなく、ただ淡々と出世目的や当時の世相の流れで
戦争捕虜で人体実験しちゃう。
モノクロと、静けさが相まって手術中に
「あ、やってもーた」みたいなシーンがある…
米軍捕虜の人体実験に当時、大人気の奥田瑛二と渡辺謙の両主役。
しかし、この映画は全て、私の想定内で描かれる。
原作の遠藤周作を好きだが、今作を読んでいなかった。それを読んだ方が、面白いのだと思う。…
このレビューはネタバレを含みます
原作:遠藤周作
戦時中の九大で起きたアメリカ兵捕虜への人体実験事件をベースにした物語。日本軍によるカニバリズムに気分が悪くなる...。
前半の手術ミスによる死亡も当たり前のように隠蔽されていて、…
原作未読。九州大学生体解剖事件。教授と研究生。権力闘争。巻き込まれる患者たち。同調圧力と思考停止。白い巨塔を想起する雰囲気。手術室の床にたゆたう水。罪の意識。後学のためという正当化。それぞれのタイミ…
>>続きを読む戦争映画だけど医者の側面で描いた。
主に前半と後半に分かれており、皆が期待するような生体解剖は後半のため若干前半の長さが気になる。
前半は白い巨塔さながらの組織のために利用される患者たちを描く。
問…
戦時下の福岡で実際に起きた米軍捕虜の生体実験における、精神の壊れた医師たちの証言と葛藤。神がどうとか、良心の呵責がどうとか、もう少し踏み込むべきでは。成程大きな海に流されるまま自ら毒薬を呑んでしまっ…
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