映像としては刺激的な描写が強くて、否が応でも印象に強く残ってしまう。
しかし村人達が、ほとんど文明を持ってない野蛮な人達みたいな感じになっていて、田舎の農村ってホントにこんな未開なの?とどうもピン…
生きることが困難で、人間がほとんど生きるためだけに生活していた時代と場所だと解釈した。盗みを働いた一家を生き埋めにするシーンは圧巻で、淡々と作業する人々に恐ろしさを感じた。その場面がピークかと思って…
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1983/4/29公開 日本作品 2018-218
日本アカデミー賞最優秀作品賞
再鑑賞シリーズ
1984年第7回 日本アカデミー賞最優秀作品賞
リアリズム映画の名手である今村昌平監…
このレビューはネタバレを含みます
姥捨山伝説を題材にした原作。
前半は比較的平和だ。平和といっても「楢山まいり」という凄まじい風習が前提のため、どこかソワソワした平和なのだけど。
食糧が少ないこの村では、老人になっても歯が揃って…
全般に生と性と死がとても身近で日常的です。そんな人々の日常の合間に、様々な生き物の描写が加わることで、その感覚が鈍感になった我々にも、共感が得やすいようになっている気がします。
そうした中で、主役…