1900年に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『1900年』に投稿された感想・評価

4.5

5時間16分の超大作という作品の性質を裏切るように、やはり本作に僕が感じたのは、ベルトルッチの中心的な部分に宿る、空虚さや空白地帯のようなものだった。

たしかに、映像は動く絵画のように美しく、『1…

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5時間16分ある映画にも関わらず,F1のタイヤ交換ぐらいのスピードでディスクを入れ替えた俺を褒めてほしい.

普通にプラプラしてる時はモザイクかけないくせに手コキのシーンだけボヤボヤかけるのマジでな…

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4.2

農民の町イタリア。

地主の家系で生まれたアルフレードと小作農の息子のオルモ。対照的な2人の壮大な人生を描く。

1部:2時間42分、2部:2時間33分、計5時間15にも及ぶ大叙事詩。

1部は盛り…

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4.1

とにかく長い。
ベルトルッチ✕デ・ニーロだから観たけど、さすがに長すぎたし、役柄や色々な要素から、デ・ニーロの良さが活かされきってる感じはあんまし。
映画の壮大さ、スケールの大きさは素晴らしいが、こ…

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第一次大戦からファシズムの台頭、第二次―大戦の終了までのイタリア史。デ・ニーロとドパルデューの二人を主人公に描く。サザーランドの狂気。 ヴィットリオ・ストラーロの撮影、モリコーネの音楽。これらの相乗…

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同監督『ラストエンペラー』に似てるんだけど、圧倒的にこっち派だ。今作の悪役が好みすぎる。
『ラストエンペラー』ももちろん大傑作だけど。
4.3

このレビューはネタバレを含みます

非常に壮大な物語を観れたという満足感が強い。イタリア国内の動乱と主人公たちの栄枯盛衰が重なる様子は、残酷ながらどこか芸術的にも思えた。映像にも音楽にも充分魅了されながら、世界に没頭して楽しめた。
4.2
ロバートデニーロのダメ人間ぶりとドナルドサザーランドのキモさだけで5時間頑張れた
らの
4.7

このレビューはネタバレを含みます

今回もデニーロ目当てで見ました!

公開年は、タクシードライバーと同じ=多分撮影期間被ってなかったとしても結構パツパツスケジュールでやってたんだろうなと思うと恐ろしい…
常人の精神状態じゃなさそうだ…

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4.8

物語のいくつかの転換点は動物が虐殺されたシーンと伴って、その血生臭い残酷さは20世紀の歴史を象徴している一方、加害者と被害者の身分の境界線をぼやけさせている。PS.動物を犠牲の象徴として扱う点では聖…

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