物語は、ファシズム時代のイタリアの小さな町を舞台に、主人公が、ファシストに殺された父の死の真相を探る姿を描いている。主人公の父は、ムッソリーニ暗殺計画を立てたものの、逆にオペラ劇場で暗殺された。主人…
>>続きを読むベルトルッチの美学がそこかしこに散りばめられた映画の迷宮に身を投げ込むような体験。実に思慮深い映像の数々で、無数の解釈が可能な本作は、イタリア映画ということもあり、パゾリーニ映画の不条理を高貴に仕立…
>>続きを読むとにかく美しい。構図もそうだけど、こんな町並みが残る国で撮った作品に日本の映画が勝てるわけない。だいたい燃えたか建て替えられたもん。
父アトスの死の真相を追っていくと現在と過去が入り混じり、不気味で…
イタリアの小さな町に降り立ったアトス。
父が暗殺されたその究明のためにやってきたのだが、町の住民からは疎まれる始末。
ベルトルッチらしい映像美やオペラの響きなどが美しい。
一方謎の方だが、オペラの…
鑑賞記録
ベルナルド・ベルトルッチ監督
1970年、本作と「暗殺の森」を撮ってるんだな、凄まじい。
物語はベルトルッチ版「世にも奇妙な物語」とでもいうか。かつてレジスタンスの闘士として暗殺された父…
「暗殺の森」を観て、良かったのでこちらも観賞。
ベルナルド・ベルトルッチが監督を務めた作品ですが、順序でいうと「暗殺の森」の一年前に制作されたの本作品です。
反ファシズムとして街の英雄だった父親の…
ベルナルド・ベルトルッチ監督の「暗殺の森」がとても良かったので、続けてこちらの作品も鑑賞。
「暗殺の森」を観たばかりだったので、あの作品ほどの衝撃はなかったですが、青い夜の空気感、シメントリーの画面…