大傑作。81分にあらゆる人間性を詰め込み、案外複雑な関係を形作りながら、語り口は驚くほど軽快で面白い。優れたユーモアは時代を超える。
原節子(15歳)のアイドル性が爆発。甘酒を売る原節子、扉から顔を…
男たちに振り回される女たちが辛すぎる…
お浪はずっとにっこりした綺麗なお顔が貼り付いてて、やっと怒りを出したと思ったらペチペチペチ!って…それだけ…?
でも一番辛いと思ったのはお静さん…自分の男…
盗まれた小柄を、それと知らずに叩き売りで侍が高値で買って、その後、より高い値でもとの持ち主に売る、これはグリフィスのネックレスの話と同じだ。
縦構図が多用されている。
ニセモノは坊主か小柄か笑
アク…
クライマックスの迷路みたいな水路のアクションがやりたくて作ったのかなと思った。飲み屋の入口を開けると遠くで人がばたんと倒れるところではじめて殺人シーンが出てくる。テンポが速くなって、これまで抑えられ…
>>続きを読む「人のために喜んで死ねるなら 人間、一人前じゃないかな」
「人間、潮時に取り残されっと恥が多いというからな」
中国戦役で若くして戦病死した山中貞雄の監督作品。
最初のうちは会話劇が滑稽で面白い…
前進座を見ていて楽しい!
話はウディ・アレン的に込み入ってて意表をつき先行きが読めず、インサートがコミカルで楽しく、天才山中さんのほかの作品にも共通して感じるが、後半の方が構図やテンポ編集などぐっと…
河内山宗俊と金子市之丞が弟の失態により身売りする事になってしまった姉のお浪の為に奮闘する。
原節子17歳デビュー作でお浪を演じる。弟の身勝手に苦しむ清らかな姉像。そんな像の反動が来るシーンの静かな…