higa2000年代
原作:『潜水鐘と蝶』ジャン=ドミニック・ボービーの回顧録
1995年12月8日、突如、脳出血で倒れ、「ロックトイン・シンドローム」と呼ばれる全身の身体的自由を失った状態に陥る…
突然脳出血で倒れ、全身麻痺になったELLEの編集長ジャン=ドミニク・ボビーの実話。左まぶたの瞬きを20万回することで1冊の本を書き上げたモチベーション、根気がすごい。重いストーリーながら、所々ユーモ…
>>続きを読む20万回の瞬きで完成させた手記がもとになっていると知って驚愕してる。
"身体が思うように動かなくなっても想像力は消えない"という主人公のモノローグがフックになって、ただ悲しいだけの闘病映画ではなく…
倒れて起きるとこうなってたって、絶望的に辛いだろうな
編集長だった主人公は、実際にもすごくユーモアがあって聡明な人なんだろうと思った
病気で手術するってなった時に、お医者さまに「起きたら終わってる…
このレビューはネタバレを含みます
実話なのがすごい。突然体も動かなくなって話せなくなって、瞬きだけができる状態だなんてショックすぎるけど、誰にだって無条件に起こりうること。死にたいとか言うのは簡単だけど、この絶壁の状況で死ねないのっ…
>>続きを読む<人の尊厳を奪われても自分らしく生きる>
ファッション誌「ELLE」編集長として順調な人生を送っていたジャンは、ある日脳梗塞で倒れ、昏睡から覚めると正常なのは意識と記憶だけの全身マヒに陥っていた。…
脳梗塞により左目の瞼以外動かせなくなったジャン=ドーの伝記映画。
彼は20万回の瞬きでこの本を紡いだ。
映画では
「彼が脳梗塞を患い意識を取り戻してから」と、
「彼が脳梗塞を発症するまで」を交互に…