U-Nextで鑑賞。
まず感心するのは80分というコンパクトさ。無駄がない。
主人公ジョニーは「白昼の死角」鶴岡七郎のように緻密な犯罪計画をたて冷静に実行に移す。仲間選びでミスをするも、ミスした場…
キューブリックは映像美が特徴の監督だと思うのでモノクロという事もあり今まで観てきたキューブリックらしさはあまりなかった。 時系列を入れ替えた展開は1956年当時としては画期的な手法だったのかもしれな…
>>続きを読むすでにこのあたりから、才能が隠しようもなく溢れ出ている感じがして、性格悪い私でも、粗探しは時間の無駄だから、素直に楽しむしかない。
今見ると既視感が結構ある。
特に時系列ごちゃごちゃ系、の使い方と…
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[ラストで昇華される]
ラストの札束が舞い散って飛ばされる所で、すべてが終わるというか、昇華される、それがなかなか素晴らしかった。それまでは、テンポよく進む展開。それぞれの仲間の背景が、ややぎこ…
強盗を企む男たち、それを横取りしようとする悪女、無邪気なセバスチャン(犬)、その三者が主役です。よくある話でしょうがテンポもよく楽しく観られました。ただ、あそこまで綿密に強盗の算段をしておいて現金入…
>>続きを読む綿密に練り上げられた, 競馬場の売り上げを強盗する計画が…
想定外の連続で次々に狂っていく滑稽さを楽しむ作品。
コーエン兄弟の「ファーゴ」や「ブラッド・シンプル」に似ていると感じた。
キューブリッ…
記録
キューブリックが手掛けたこの映画は一滴も血を流すことなく、大金獲得のために立案した主人公が破綻に至る様を描いたフィルム・ノワール。
和田誠さん著書『お楽しみはこれからだ』でこの映画は『レザボ…
このレビューはネタバレを含みます