ダニエル・デイ・ルイスの映画。
と、言うか、出来上がった作品を観てしまうと、これだけのものを他の人が出来たか考えてしまう。 たぶん出来ないだろう。それぐらい役者の凄みを感じられる。
作品の冒頭、…
上映時間としては長く感じるのに内容から考えると全く長く感じない不思議な映画。
設定上、悲惨な事故により落命は覚悟して視聴していたものの、それよりも世界を自分とそれ以外の奴らとして捉える男の孤独が石…
市民ケーンやスコセッシ作品のような成り上がりと没落が描かれる
宗教の要素も入っているあたりやはりスコセッシ作品を想起する
とはいえビジネスで成功していく過程も全くと言っていいほどアッパーな見ていて楽…
悲しい音楽流して「これは悲しいシーンですよー」と演出で語る的な技法を一切つかってないので全シーン自己判断。だから観るのにめっちゃ体力いる。
さもちゃんとした理由ありますよ〜って見せかけて相手に復讐…
演技を堪能できる映画なんだろう。よく分からないが。
時々、アメリカの古くて暗くて汚くて埃っぽくて広大が故に悲しかったり孤独だったりする映画を見る羽目になるんだけど、俺はそういうのを基本的に映画に…
ポールトーマスアンダーソンの映画をいくつか観てきたが、彼の作品は観客の情緒に訴えたり楽しませることを狙って作られたわけではなく、観客に考えさせることを目的として作られている。なので画面に写っているも…
>>続きを読むちょっとした瑕瑾から、不貞腐れてしまった男の話だった。偽善と言ってしまえば言ってしまえるような善意すら疑ううちに、すべてを遠ざけてしまううちに破滅が訪れてしまう。うわっつらの善意でも受け止めておけば…
>>続きを読む【世の中、ゼニや👌】
監督がPTAだけに冷徹に突っぱねた雰囲気の漂うアメリカ暗黒面映画。ジョン・ヒューストンの『黄金』をトレースしつつ、主演のダニエル・デイ=ルイスの虚構性たっぷりなキャラ造形を始…