石油採掘で巨万の富を得た男の孤独な一生。
ほとばしる石油は、資本主義に取り憑かれた彼の欲望そのもののよう。
周囲のエネルギーまで吸い尽くし、一度燃え上がるとこれまで築きあげたやぐらも崩れていく。
…
成功をもたらした土地は破滅ももたらしたんだな。心の拠り所であろうとしたものがどんどん自分を離れていく事で、哀れな人間になってしまった。だけど、息子に対して愛情はあったはずだし、映画を見ていてどこか嫌…
>>続きを読む宗教と資本主義の対立?孤独な男の栄枯盛衰?
石油の掘削で富を追い求めた男の話。
ストーリー自体はシンプルと言うか、そこに面白さを見出すような作品ではないと感じる。
一方で、宗教との対立や主人公…
ガスが噴射して燃え上がる油井やぐらをバックに皆が走ってそれを追いかけるドリーショットが素晴らしいし、流れるようにそれを対処する一連の作業があって、その事故で聴力を失った息子が言葉にならない呻き声をあ…
>>続きを読む
・思ったこと
1アメリカ感
1-1成功への執着
→今回は開拓者としての、ブルータリストでのアーティスト感
→最初、足折った中でbyタランティーノ
1-2.資本への執着から倫理を超える
→brea…