切実に面白いケン・ローチ作品。
民間軍事会社に所属していた親友の謎めいた死を解明しようとする主人公が、兵士であるが故に”暴力”でしか事態を挽回出来ない転倒を描く。既存のケン・ローチ作品と違って題材が…
ケン・ローチ監督作品。サスペンス・クライム映画として非常に見応えがあるし、戦争や戦争ビジネスを痛烈に批判した名作でもある!!
ルートアイリッシュ=イラクにあるテロ攻撃を一番受けやすい、世界一危険と…
アクション映画としてはまあ凡作、というレベルなんでしょうが、もと英国軍SASの隊員で、民間軍事会社のコントラクターである主人公ファーガスのセリフがイラク戦争のある部分を鋭くついていて印象的でした。
…
英国・リバプール。
ファーガスと無くなったフランキーは幼馴染、兄弟同然に育った。
高額報酬目当てに民間兵としてイラク戦争を戦った二人。
先に帰国したファーガスが留置場にいた時に届いたメッセージ。
フ…
ケン・ローチ監督をしても、ハリウッド映画的なアクション映画の呪縛から逃れ得ないのか。それとも、映画的なバイオレンスの様式がそのまま現実に転移しているのか。戦場のトラウマに苦しむ姿も、結局は暴力に身を…
>>続きを読む改めてケン・ローチの凄味を思い知った。どの作品でもケン・ローチは、それまでの己自身のアプローチとは異なる方法を試しているようでいて、それはケン・ローチとしては珍しい「コンゲーム」を扱った、二転三転す…
>>続きを読む2012-04-04
K・ローチ監督作品。
イラクで起こった民間兵士の物語。「この自由な世界で」がすごく良かったので、また見ました。今の社会が抱えている問題を、当事者同士の理想と現実を正面からぶ…
感想川柳「落ち着いて 短気は損気 そう思う」
ケン・ローチ監督作品ということで観てみました。φ(..)
2003年3月に開戦したイラク戦争後、バグダッド空港と市内のアメリカ軍管理地域グリーンゾー…
浮き彫りにされる、戦争とお金の現実。
誰かにとっての大切な存在は、別の誰かにとっては単なる邪魔な存在であったり、金の対価であったりする。
友人の死に対する復讐は遂げられた。
だが、それさえも、いま…
2007年🇮🇶イラクのバグダッド周辺
(当時テロ攻撃されやすい、世界一危険な道とされていた周辺での話。)
兄弟同然の親友がイラクで民間兵士で戦死した。
事故の形跡や携帯電話などの手掛かりを調べ…