高峰秀子が嫁いだ先の姑が面白いキャラだった。空襲で焼けた家から息子の湯飲みだけが見つかり「こりゃ縁起がいいねえ」と言い「おばあちゃんはのんきねえ」と返される。
どうして女をずっとやっていて最近気づ…
物語の途中で回想が入り、戦時下で時局に翻弄される高峰秀子の悲痛な姿が描かれる。その悲劇を中和するかのように振る舞う姑の賀原夏子の厚かましさが笑いを誘い、映画をグッと面白くしている。
ほとんどがセッ…
原作未読、かと思いきやオリジナルシナリオなのかい。戦前戦中戦後、それぞれの世代の女を描きながら良くまとめたなあ、が第一印象。回想形式多め。
これで赤の他人だね…の台詞を真ん中に三人の女の芝居でたた…
名優続出の映画だが、
これは賀原夏子さんの代表作、ではないだろうか?
ほとんどヒロインと一緒にでずっぱり、ラストもさらう❗
よくぞここまで女性に寄った映画を作れたもんだ!
廃屋の東京戦後風景の中のロ…
本作は笠原良三のオリジナル脚本。高峰の半生だが、回想が多く、どことなく大味な感じ。夫を亡くし、夫の母と息子の三人住まい。息子が結婚したい人がいると星由里子をを紹介。バー勤めということで反対するが、結…
>>続きを読む成瀬による昭和史。それぞれの死に方が象徴的。もはや何もつながりもない三世代がともに生きていくラストはなかなかいい。仲代達矢は唐突すぎるが、何の背景はなくとも二人の場面はメロドラマのそれとしか言いよう…
>>続きを読む◎ 困り顔のデコ、ボーならぬ信子は苦労している
または、
◎ デコの「さらにいくつもの この世界の片隅で」
モーパッサンの『女の一生』に着想を得た笠原良三の脚本、成瀬巳喜男の監督、高峰秀子の主…