このレビューはネタバレを含みます
笠原良三がモーパッサンの『女の一生』をヒントに書いたオリジナル脚本を成瀬巳喜男が監督した作品。
嫁姑三代にわたる女性たちの苦難の物語。夫に先立たれ、女手ひとつで育てた息子を生き甲斐にしてきた女の一代…
過去鑑賞
フランス映画「女の一生」にヒントを得た、笠原良三のオリジナルシナリオを映画化。高峰秀子演じる信子の半生を描いた女の一代記もの。現在と過去の映像が入り乱れるものの、見せ方はとてもスムーズ。そ…
高峰秀子と宝田明の婚姻祝いの席で、宝田明の旧友で、ひそかに高峰秀子に思いを寄せていた仲代達也は、与謝野鉄幹の古い唄をうたう。♪ 妻をめとらば才たけて / みめ麗はしくなさけある / 友を選ばば書を読…
>>続きを読む高峰秀子の数十年に渡る主人公の年代ごとの演じ分けは名人芸。どんなギスギスした雰囲気も洗い流してくれる賀原夏子演じるあのお婆ちゃんは必要な存在。成瀬巳喜男が描く女性と戦中戦後、そして金勘定の描写は本当…
>>続きを読む実質の主役は男たちを見送り続けた賀原夏子! 成瀬の毎度だらしない男連中やデコちゃんでもなく、作品を貫く筋金として好演 デコちゃんより長生きしそうw
2025年高峰秀子で閉めるはずが、まさかのシミーズ…
成瀬特有の、市井の人のちょっとしたおかしみがここでは後景化され、常に死がつきまとう重苦しい話が展開される。唯一の清涼剤的役割は義理の母だが(こんな時まで能天気なのね、というメタ的セリフが笑える)成瀬…
>>続きを読む戦争を挟んで、ある一家が苦労し生き抜いた様が描かれている
1963年の作品ですが、戦後の混乱した市井の様子がとてもリアル。戦争を知らない私にとっては驚きでした。
信子(高峰秀子)は、義母と一人息…
いつもながらのカットのリズムはいいが、後期と中期の作風の間の中途半端な場所でフワフワとしている印象。身内が死にすぎて回想を行き来すると今誰が死んで悲しんでるのかわかりづらいという問題もある。流石に回…
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