テオアンゲロプロス監督作品を初鑑賞。
ある姉弟が、生まれてから会ったことのない父親に会いにドイツに行くロードムービー。しかし、これは普遍的なロードムービーではなく、数々のリリカルな詩的表現に満ちた、…
身体から、風景から、画面を満たす力で溢れてた。
隙のない感じ。偶然が入り込まない。
身体の一つ一つの知覚を見逃してない感じがあの張り詰めたものを生み出してるのかも。
子役の青い瞳。トラックの荷台の…
レイプシーンで苦しくなってずっと暗い気持ちだったのですが、ラストシーンで希望が持てた 性欲の捌け口としてしか女を見れない男の人たち本当に吐き気がする 姉の左手の薬指の指輪が気になった まずは混…
>>続きを読む初アンゲロプロス。好きになるのは分かってた。
全てのシーンが良い。お腹いっぱい。
終盤の夜の車道での別れが超絶すぎる。バイクのフレームイン&アウト。「誰でも初めてはそうなんだ」というセリフには、映像…
旅の中で子供が知っていく色んな事。労働の対価、目的地であるドイツの歴史、貧困。旅の最初は緩やかに、しかし圧倒的な説得力を有したそれは見事な画面構図とカメラの動きで、子供たちの成長を描いていく。それは…
>>続きを読む救いのない系の映画好きな自分でも好きになれないレベルで救いがなかった。
トラックの荷台に連れ込まれてからの無声状態の中で目を覚ました弟が姉を探すシーンはマジ凹む。
その時遠くの路肩に止まった二台の車…
アンゲロプロスといえば難解だという印象があります。
ぼくもそう思っていました。だから一番上映時間が短いこのビデオを借りました。120分。
個人的に長回しは好きなので、わりとサクサク見ることが…