どのシーンを切り取っても絵になる映画。配色がいい。
安易に共感させてくれる映画ではなく、感じ取る作品という意味では、アートな要素が強いと思う。
詩を朗読してもらっているような雰囲気の中で、子供への…
【エデン~到達不可地への到達】
《世界的な共産主義の死に際したアンゲロプロス自身の叶わぬ望郷》 ~その政治思想を《幼子が見る届かない彼方の幻》へと完璧にメタモルフォーゼさせたアンゲロプロス至高の…
旅芸人のお兄さんが優しいだけでなくて、結構複雑である点が良かった。
子供たちが可哀想なだけでなく、周りの通りすがりの人たちも皆悲しそうで、それを子供たちが見ている、という点が、ただのお涙頂戴映画とは…
美しく、不気味。悲しくて、せつない。
ワンシーンワンシーンが印象に残る。
言葉に出来ない色んな思いを感じとりました。
わたし始終釘付けになり固まってたと思う、、
かなりの余韻を残してくれた映画は久…
このレビューはネタバレを含みます
テオ・アンゲロプロスの作風は好みではない。しかし、観ると衝撃を受けるしその価値はよくわかる。この作品もまさにそういう評価。暗い色調に彩られた映像はとても美しいと思う。好きになれないと思った点は、姉が…
>>続きを読むサロンシネマにて。幼い姉弟の旅という明確な物語がある分、他の作品に比べてもずいぶん分かり易い。けどやっぱりヘンテコなシーンがいっぱいあって気が抜けない。
結婚パーティーでの花嫁の奇行、引きずられて…
学生の頃見た以来の作品、映画館にて友人と鑑賞。当時見た時は切なさしか残らなく内容もおぼろげだったのでこんな内容だったのかと驚愕した。
二人のきょうだいがドイツに居るまだ見ぬ父に会いに旅をするという…