"始めに混沌があった"
"それから光が来た"
まだ顔を見たことのない父親を探すべく、寒い冬に旅に出た幼い姉弟。二人は旅の中で善と悪、真実と虚偽、愛と死など、人生の苦楽を知っていく、、、
果…
お姉ちゃんの自覚と覚悟を無粋な言葉を用いずに長回しの中の圧力で完璧に伝えてくるのがマジですごい。見せないし会話をしなくても回し続けることで生まれる何かがあるし、肝要な瞬間さえ映画のうちに切り取れれば…
>>続きを読む人を笑わせること 泣かせること 難しいことだよ
旅芸人は監督自身 私は味方だ ファシズムへの加担の懺悔?
時代に翻弄され、傍観し、物語を紡ぎ続ける→与えるものへの移行
最初の時はいつでもそうなんだ…
テオ・アンゲロプロスの美しくも、残酷な姉弟の旅。二人の目的地は霧の中で、行けども見えてこない。それは二人の人生そのものではないのか。脚本に、「ユリシーズの瞳」「ノスタルジア」のトニーノ・グエッラ、「…
>>続きを読むタルコフスキー作品から会話を極限まで削ぎ落としたような感じ
芸術路線なのは分かってるんだけどそれにしても主役2人の心情が分かるようなカットが少すぎるというか、遠景+長回しの弊害で顔のアップもほぼなく…
これ以上の映画は自分の中で今後もないと思うけど、あったら困るので4.9。今まで何度も5点つけてるが一度つけ直すか。感想は書きたいけど言葉にすると安っぽくなってしまいそうだから書かない。ちゃんとした言…
>>続きを読むファンタジックな映像表現、厳しい現実を突きつける寓話。
どことなく死が漂う灰色の世界が残酷で、美しかった。
遠くからの長回しショットが印象的。
子どもたちの小ささ、旅の途方のなさが強調され、時間を…