娘・妻・母のネタバレレビュー・内容・結末

『娘・妻・母』に投稿されたネタバレ・内容・結末

おおおおもしろい!!!
原節子と仲代達矢ツーショットの色気。
60年前の国立西洋美術館。
娘・妻・母と立場は変われど、女にはその人固有の生がある。

タイトルは、『娘・妻・母』。世代を越えた、大家族の、互いを思いやる姿に、感動する作品。最初の方は、『母』を、煩わしく思う展開だが、終盤、家を売る話になると、確かに、子供達は、自分達で、『母』の世話の…

>>続きを読む
戸田家の兄妹へのアンサー?
高峰秀子いい。
ある兄妹たちの、それぞれの家庭から発する話

「どんな仲の良い夫婦だってたまには1人になりたいことがあるんじゃないのかな」「男の人はね」「女の人はどうです?」「そんなことに興味があるのは、あなたが独身だからでしょ」何この辺の会話のキス前フラグ!…

>>続きを読む
煎餅の使い方が良かった。草笛光子さんはどうか20万円を返してあげてほしい

<女優競演で重層的に描く家族の現実>

還暦の母と二男三女の家族がいて、長男夫婦が家を継いで母と暮らし、二人の娘は他家に嫁いでいる。残りは夫婦だけで自由を謳歌する息子と、小姑暮らしの気ままな娘。そこ…

>>続きを読む

ひとりの人間である女性も一生を過ごす中で「娘・妻・母」と肩書が足されていく。それは男性が「息子・夫・父」という肩書を背負っていくのとは、上手く言葉にできないような違った趣がある。女性だろうが、男性だ…

>>続きを読む

各時代、世代の女をすいも甘いもいきいきと描き切り、なおかつ公共コモンがつぶれて資本主義の象徴銀行運営のアパートが建つ、など風刺が素晴らしい。
家事のできない男が除け者にされるさま、死ぬ間際まで働く必…

>>続きを読む

成瀬巳喜男作品のオールスターが勢揃い。
普遍的な日本の家族の揉め事を情緒的に描く。
笠 智衆の存在感たるや。ラストの台詞は老いていく自分の在り方について考えさせられる。もし老人ホームに入るなら元気な…

>>続きを読む
金・金・金

いま見直すと最後のシーンで笠智衆が「アルバイトで子守をしてる。お婆さんは喜ばれるが、お爺さんはそうはいかない」と話すのが沁みる

あなたにおすすめの記事