群像恋愛劇だったのに、少しずつみんな孤独で狂ってて自分が見えている社会と一緒だと思えた。
やはり恋愛物語はこれくらいキモチワルイものとして描くべきだし、恋愛ってそれが普通だとも思う。
シルヴィア役の…
夢のように階段を転げ落ちた場面が、象徴でしかなく、駆け出したマチューを3人の少女が追い越していき、グロテスクな夢を見る。頬づえつきながら男たちは博論を眺めながら「ねぇーこれどうよ」なんて言い合う。論…
>>続きを読むアルノー・デプレシャン監督『そして僕は恋をする』(1996)
気付かずとも他人によって変えられることー
相手に「このように言って欲しい」とお願いして言ってもらうことは自分の範疇であるが、思わぬ言…
このレビューはネタバレを含みます
【無理そう🙅🏽♀️】
おトイレ回数 : 6回
00:32:00〜(0.5分)
・女1 全裸
00:42:00〜(1分)
・女1 トップレス
00:49:00〜(1分)
・女1 トップレス…
★いつまで経っても論文に着手できないから、いつまで経っても助教授になれないポールと、ポールを取り巻く女たちと友達と家族。
◯個人的にイングマール・ベルイマンを初めて観た時みたいにグサグサ刺さった……
大学講師の主人公の恋愛模様と頻繁に登場する円卓での複数人の饒舌な会話やストッパーの外れた言い合いから、PASSIONを思い出してしまう。
知的で優しいが優柔不断で幼さのあるポールが、3人の女性そして…
博士論文を5年書き続けているモラトリアムインテリ29歳大学講師、マチュー・アマルリックと三人の女性の恋愛会話劇。オン眉の編集者シルヴィアがビジュアル的にも聡明なキャラクターも1番好きなのだが、エステ…
>>続きを読む180分もある恋愛映画をして登場人物全員が常に前を向いていて幸せな結末を迎えてホクホクするものもなかなかないだろう。デプレシャンは相変わらず映画を撮るのが巧いし、導線設計にしても長回しにしてもこれ見…
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