淡々と時が過ぎてゆく。説明は多くないので事前知識がないと置いてけぼりをくらう気がするが、ある程度知識を入れて見る分にはガンジーがよりリアリティを持って感じることができて面白かった。ドキュメンタリーの…
>>続きを読むあまり脚色しすぎず真摯に作られたんだろうな、と感じる。
平易な言葉を巧みに使って人の心を動かすのが演説なんだな、というのを最近ますます思う。上手い演説は単語や文法は簡単なのに意志や主張が力強く伝わ…
少し前から気になっていた作品。ガンジーがどんな人だったのか、知識的な関心は十分満たされる映画だった。とても史実に忠実な映画なので、ヒューマンドラマ的な期待をするとちょっとつまらなく感じてしまうかも。…
>>続きを読む世界には本当に尊敬できる偉大な人というのがいるものだと思う。それと同時に、世界が彼のように清廉ではいられないというのもまたリアルだ。非暴力不服従は抵抗の理想の形だけれど、体制を動かすには時間がかかる…
>>続きを読むガンジーの生涯を、壮大なスケールで描く。
非暴力でありながら政治権力に抵抗する運動の厳しさを、実感させた。ガンジーの偉大さというか、世俗の論理だけでは理解できない特異な人格を知る。世の中を正すため…
アカデミー衣裳デザイン賞受賞作品ということで鑑賞。
『風と共に去りぬ』のような豪華絢爛な衣裳群というわけでも、『ローマの休日』のように、衣裳史における記念碑的な一着があるというわけでもなく、ただた…
ただ黙って糸を紡ぐ姿が最も心に残る。出来上がった糸を誇るのではなく、目の前に少しずつ伸びていく糸を実感すること、それが彼の行動のすべてを下支えしたのではないか。あらゆる自己目的化の誘惑から逃れるのは…
>>続きを読むガンジーの事、インド独立への過程、パキスタンの成り立ち、そしてインドとパキスタンのその後の根深い対立など世界史の授業でちゃんと勉強したのです。でも悲しい事に、なんとなく流れだけはうろ覚えだけで、殆ど…
>>続きを読む(C)1982 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. ALL RIGHTS RESERVED.