コラージュの差し挟み、画面の色合い、ファッションが『勝手に』『気狂い』よりもかなり洗練されているし、とりわけゴダールお馴染みの衒学的とも取れる難解なセリフがいつにも増してかっこよさを帯びている。
「…
ゴダールが室内で撮影する時のロケーションの使い方がとても素敵。
意味を含めたアートワークが壁にデザインされ、人物の動きとともにそれが映像に映り込む。どの彼のフィクション作品でもそれが目立つが、“中国…
ゴダールの中でもめっちゃ好きな作品でした!!!
ソルボンヌ大学の学生を中心とした若者5人が親のバカンス中に合宿を始める。次第に「毛沢東語録」や北京ラジオ放送を聴き、中国の毛沢東主義へと傾倒して…
ゴダール大好き!ポストモダンの早すぎる到達点。映画館もいいけど、部屋で調べ物しながら見ると勉強になります。
マイブームのポストモダンの定義も進みます。しかしこのポストモダン、その領域を説明した端か…
見事なまでの社会主義演劇
一室で繰り広げられるマルクス主義者の5人が毛沢東主義になっていく
自分もこの経過の一人であると思うととてつもなく違和感があった
ベトナム戦争のシーンは圧巻
「赤いポケット…
ゴダールが内省的でいておちゃらけて社会批判していることに笑う。ただでさえ過激派であるにもかかわらずその内部でさえもバラバラに分解してしまう残酷さであり、個人的な主題だがそれをスクリーンにかかるに耐え…
>>続きを読む 女性を待つ画面やや奥の男性の動きを見ていると右側から不気味に柵が姿を現しゆっくりと画面を横断し覆っていくシーン、興奮した。
色の配色、撮り方がとにかく素晴らしく、大胆な色の配置にも関わらずいやら…
La Chinoise, un film de Jean-Luc Godard. © 1967 Gaumont / Ciné-Mag Bodard / Roissy Films / M. Nicolas Lebovici.GE - EURO INTERNATIONAL FILMS, S.p.A.