フランス映画入門 ゴダール編にて。
共同生活の中で共産主義勉強会を進める大学生5人を、コミカルに、そしてシニカルに見つめる。
扉やインテリア、棚の本が赤くて(しかも、シーンによって本の量が、変わ…
ゴダール、アンナカリーナと別れて、新しい奥さんが、アンヌ…顔のタイプ、同じなんだね。
趣味の統一感があってわかりやすい。ウッディアレンといい、天才って、ハゲだろうがメガネだろうがオッサンだろうが若…
ちょっと自分には難しかった笑。中国やロシア、共産主義にあまり詳しくない自分には、次々と飛び交う言葉のやりとりについていくのがやっとだ。列車の中で大学の先生にテロを打ち明けるシーンはなかなか強烈だった…
>>続きを読む多分10年以上ぶりの再見。部屋でマオマオ言ってる印象だけ残ってたけど、今回面白かったのは終盤の列車のシーン。ここだけ80年代のゴダール(『右側に気をつけろ』等)を思わせる落ち着いた色調と光の具合。爆…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
複数のモンタージュとひたすら学生が思想を語る会話劇。あほすぎてあんまり理解できなかった。ファッションのような思想、根本が理解できていないが故にすぐ暴力に走る彼らを皮肉を交えて描いている。ゴダール特…
この映画の登場人物たちは、本気で"革命"を起こそうとしているわけではなく、真剣に"革命ごっこ"をして、それを楽しんでいるかのようだ。 1968年にフランスで起こった「五月革命」を予見した映画とも言わ…
>>続きを読むぼくは“ゴダールの映画を否定することは、映画ファンじゃない“みたいな風潮を知っている世代。
だから、それなりにゴダールの映画を観てきたし「勝手にしやがれ」「気狂いピエロ」「はなればなれに」「ワン・…
どこか80~90年代辺りのゴダール作品に通ずる雰囲気を60年代の映画のなかに見るという奇妙な倒錯があり、それがなんとなくおもしろかった。車窓に重なる手が『右側に気をつけろ』の原型っぽくてうれしくなる…
>>続きを読む難しい事なのか、簡単な事なのかは分からないけれど、とても難解な言葉を聞き続けると意味不明過ぎて頭が混乱してしまうのだが、議論する事は悪い事ではないのだろうけれども、本当の現実が見えていない様にしか理…
>>続きを読むLa Chinoise, un film de Jean-Luc Godard. © 1967 Gaumont / Ciné-Mag Bodard / Roissy Films / M. Nicolas Lebovici.GE - EURO INTERNATIONAL FILMS, S.p.A.