20年ぶりくらいに再鑑賞した。初めて観た際に傑作だと確信した記憶はあるが、全く中身を覚えていなかった事も今回痛感した。いったい、傑作だと断定した作品の中身を覚えていられないということなどあるのだろう…
>>続きを読む学生時代にVHSで観て以来だから、多分30年ぶりくらいに観たことになります。
まだ赤線だった東京の洲崎に、義治(三橋達也)と蔦枝(新珠三千代)というカップルがやってくる。二人は駆け落ち同然で逃げて…
轟夕起子、河津清三郎に新珠三千代に三橋達也と芸達者が揃う、洲崎(すさき)特飲街(赤線)端の人間模様群像劇。
腐れ縁の男女が一歩前に踏み出す場として橋のたもとが設定され、あちら、こちらという台詞で人々…
川島雄三監督の傑作作品。
「浮草」ばりのナヨナヨした男と新珠三千代演じる〝快活な〟女性の腐れ縁カップルのすれ違いを、周辺の人間模様も含めて描いた作品。
夜の世界に生きる女性の強さとかっこ良さに惹…
川島でこれを忘れてはいかんいかん
赤線すれすれに生息する男女。赤線に落ちないのはギリ矜持か、、新珠三千代が行き当たりばったりの悪女を演じる、そしてキレイなんだよなあ!!
このころは行き当たりばった…
三橋達也の元から間男植村と共に去った新珠三千代が恩人夫婦の殺人を契機に帰って来る。この新珠らしからぬ激情に満ちた環境演出の妙。
居酒屋の暖簾や寿司屋の障子を援用したNTRも強烈で、布一枚を隔てる…
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