酷評すみません
ラストの展開ーオダギリジョー演じる弟が実は記憶の底で兄が彼女を本当に助けようとしていたことを覚えていたこと。
それによって兄を刑務所に送り数年が経ち兄に謝りに行く展開がどうしても許せ…
邦画最高点。
世の中みんな臭いものにフタを。開けるなんて無粋なことするな、って気持ちを開けちゃった作品。
監督のエゴというか偏屈さがいいね。いいよこれくらいやっちゃえよと私は思います。この気持ち悪さ…
なんか兄弟ってこんなに分かりやすく相手を陥れているような関係になれるのかなぁとか思ってしまった。
※私は兄が自分が刑務所に入ることによって、弟に一生消えない罪悪感を負わせて陥れたと理解した。
ここ…
こういう映画こそ映像作品として作る意義のあるクオリティー。
歪だなぁ、、
もし自分が男兄弟だったら、どんな感じだったのかなとか考えちゃった。
オダギリジョーもよかったけど、やっぱり香川照之さすがだ…
これぞ邦画の良さって感じが出てて素晴らしかった。
絶妙な人間関係の上で起こる事件に対して真実がわからんまま進んでいくのが面白い。しかも香川照之って良い人か悪い人かわからんからほんまにどっちがほん…
弟の記憶があやふやで毎回「ゆれる」ので、弟の回想が何処まで「本当に見た」ものかわからない。
恐らく実際には見ておらず、「突き落としたのを見た」のは嘘だと思う。
状況、腕の傷、兄の二面性などを知った…
(C)2006『ゆれる』製作委員会