邦画の中でストーリー構成がダントツ一番。
そして、ラストシーン。
この終わり方は日本にしか表現できない。
オダギリジョーと香川照之が兄弟役なのだが、この二人の演技合戦は見所。
邦画苦手だなーと思…
このレビューはネタバレを含みます
細かいシーンのひとつひとつに登場人物の心理が反映されたとても緻密な作品だと感じた。
シナリオの構図も巧妙で、最後までタイトルの通り観ているこちらの心も揺さぶられ続けた。
事件の現場となる吊り橋がとて…
【真実とは何か】
イケメンの弟・オダジョーをひたすら美化してウザい兄・香川照之をディスりたい!といった監督の潜在的欲望を敢えてオブラートに包んで犯罪者の濡れ衣を着せられた香川照之の肩を持つといった…
3回目。
ようやくこの映画の核のようなものがわかった気がする。
兄ちゃんの気持ち少しわかった気がするな。
弟みたいに何をやってもうまく行かない、つまらない人生の反対を生きる弟への羨望、そんないろんな…
(C)2006『ゆれる』製作委員会