前年のヴェネツィア映画祭受賞作「五人の斥候兵」(1938)に続いて田坂具隆監督が小杉勇主演で日中戦争を描く。全編中国ロケで現地の陸軍が全面協力。同映画祭に出品され日本映画総合賞を受賞。キネマ旬報ベス…
>>続きを読む鑑賞中に「今一番欲しいものは?」と聞かれたら、間違いなく「字幕!」と答えると思う。それくらい何言ってんだか分からない。もはや台詞の7割くらいは雑音でしかない。状態が悪いうえに欠落している箇所もあるの…
>>続きを読む右から左へスクロールされるスタッフロールは、常に右から左へと歩く兵士たちの動きとシンクロしている。
第一部の前半はやや単調だが、第一部終盤から第二部の最後にかけて、行軍を追いかけるようなカメラの動き…
戦意高揚映画として作られた作品
内容はほとんどストーリーがなく兵士の活躍が描かれるだけ。
正直、退屈でしたが、歩兵部隊がただ歩いているだけのショットがそれぞれ素晴らしかった。人が歩いているだけで…
オリジナル版は155分、現存版は119分。日中戦争突入時に作られた戦意高揚映画だが、田坂のヒューマニズムが救い。敵前上陸前の部隊の緊張感。上陸後の行進、行進。目的地到着。さらに前進の命令。人間として…
>>続きを読む◼️「国策映画ってそもそも何だ?」というフェーズ
先日『関心領域』を観て以降(まだ感想書けてない…)、グルグル考えちゃって現在は「国策映画ってそもそも何だ?」というフェーズにおります(何故)。
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この映画もGHQに押収され30分カットされた形となっていても、田坂具隆監督の渾身を込めた世界一の陸戦映画に間違いは無い。公開時キューブリック「フルメタル・ジャケット」を観た時、この映画を連想せずには…
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