孤独だ…。
一息つきたいシーンで、大衆カルチャーの音楽が彼女に寄り添うフリしてるけど、彼女はその器から溢れていて、孤独だった。それは詩が全てを掬いきれないから…。「悲愴」でハッとしたけど、彼女自身…
部屋の換気の音しか聞こえないような作品
人肌も白く、部屋も世界も白く絵本の世界のようなのに話はそのようなメルヘンな物ではなく
白の中にある有彩色がマッチみたい。
白い服ではなく青い服を身にまとい、今…
嫌々働いてバーで出会って別れて地味な部屋に帰るとラジオからは独裁政権による悲惨なニュース。という、最新作「枯れ葉」とまるで同じ設定。2作品の間にフィンランドの経済は日本と入れ替わるぐらいに発展したは…
>>続きを読むフィンランド映画
あらすじ
マッチ工場で働くイリスはわずかな給料で両親を養っていた
ダンスパーティに行ったイリスは誰にもダンスのお誘いを受けることができず、虚しい思いをして家に帰る
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厳しい現実の中で懸命に生きる人たちがラストにささやかな光を見つけるパターンが多いカウリスマキ作品の中にあって、これはちょっと異色。
同居する母と義父のために給料を差し出し、ワンピース一枚買っただけ…
『真夜中の虹』鑑賞後に視聴
タイトルには少女とあるけど、しっかり成熟した女性が主人公だった
女性だからかなぁ・・・ストーリーに惹かれた
同情心もあったけど、逆境にめげない彼女を応援しながら見てた
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このレビューはネタバレを含みます
アキ・カウリスマキの作品は『枯れ葉』が初めてだったが、その次に見るものとしてぴったりだった。大まかな話の流れや枠が同じなのに受ける印象は大きく異なるので。
アールネは中絶費用や「小遣い」を渡そうとす…
Villealfa OY