毒気が抜けるというと作家性が弱まることを指す事が多いけど、この監督に関しては逆だと思う。前作では散歩どころか人々はこの惑星を捨てて逃げ出そうとしていたけれど、今回は現実は詮なくても夢の中は泣けるくら…
>>続きを読むオムニバス形式のストーリーはそれぞれの主人公が抱える悩みを追いかける比較的静かな映画。登場人物がブラスバンドのメンバーやロックスターなど音楽がかなりキーになっていて、数分間曲を聴くだけのシーンもあっ…
>>続きを読む音楽の演奏シーン長…
なんかロイ・アンダーソンって新しく何かを考えさせられることがないんだよな。基本ウリなのはユーモアとシュールなシネマトグラフィーなんだろうけど、どちらも現実の誇張ありきだから何か…
2024年 257本目
・何作か観て分かった、ロイ・アンダーソン好き。
・シュールなユーモアたっぷりに描かれる人々の生活、オムニバスっぽい群像劇?
・テーブルクロス引き、オチ分かってるしあんだ…
相変わらずのロイ・アンダーソン。
彼の映画は心地よくて、休日の昼間にみたらそのまま寝入って午後が無くなってしまった。
どんよりとした曇りの寒い日にあったかい家の中で、絵画を眺めるような感覚で人間につ…