肉弾の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『肉弾』に投稿された感想・評価

4.3

観た。

人に勧められて。
昭和20年の平均寿命と43年との比較から始まる。20年は46.9歳。(なんというタイミングでの鑑賞…)
淡々としたナレーションで説明されるが、いきなり思う所がある始まり。…

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3.0
この頃の大谷直子を初めて観たので、初々しくて驚いた。

心に残った台詞
「生きてりゃあ、小便することだって楽しいですよ」
moimoi
5.0
すっご
スクリーンで観たい…

日本版ミシェルシモンみたいな船乗りさん笑
嬉しい
Tax
4.3
カットの繋ぎはうまいし、テンポもいい。
コミカルな主人公とシリアスな状況のチグハグ感がクセになる。そう簡単には創り出せない絶妙な塩梅である。実際、大真面目な戦争映画だろうから。
音楽印象的。
いち
3.8
古本屋のおっさんも、観音様みたいな婆さんも、許嫁となる少女も、風俗のババアも、モンペの婆さんも、砂浜の兄弟も、全部あいつの青春。戦時中にもあった普通の青春を体験し、どこかもどかしさを感じた。
4.5

愚かでない人間を、コミカルに描く戦争映画、というかなり難しい命題を易々とクリアしてしまう岡本喜八はやっぱり凄すぎる。
純真なキャラクターを悲劇に引き摺り込むことで直截的に悲惨さを訴える、或いは愚かさ…

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映画は海に浮かぶドラム缶の中で和傘を差している青年兵の姿から始まる。一体どうしてこうなったのか?時折仲代達矢のナレーションを挟みながら、青年兵「あいつ」が敗戦間際の日本を懸命に生きようとする姿がコミ…

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Lana
-

まだ観ていません。メモ。

「NHK世界サブカルチャー史 欲望の系譜3
日本 逆説の60-90s 第1回」にて紹介。

確かに戦後成長期にある日本の中でだれもかれもが上を向いて前を向いて進んでいたわ…

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yuko
3.2
2025.1.19 CS

いくらなんでもあんな粗末なドラム缶の特攻は無かったと思うけど、終戦間近、苦闘する日本の様子がちょっとブラックユーモア的に描かれていた。
大谷直子が可憐。古本屋の笠智衆も良い。

「日本のいちばん長い日」で「お上」の側における敗戦を描いた岡本監督がどうしても庶民の側からも敗戦を描きたいということでATGと自ら出資して執念で作った作品とのこと
肉弾とは「肉体によって銃弾のように…

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