本筋には関係ないが、戦前・戦後の日本とのかかわりを考えさせる。日本の雑誌からサンドイッチマンを提案する男(年齢的に戦前の日本占領期に少年時代を過ごしたはず)、日本製の圧力鍋を売り歩く男。
ホウ・シ…
三者三様のスタンスでもって、60年代に生きる人々を描き出した台湾版ネオリアリスモ。当初は侯孝賢目当てだったが、ゾン・ジュアンシャンの作品もなかなか良かった。
いつも帽子を欠かすことのない女の子、シ…
このレビューはネタバレを含みます
第一話「坊やの人形」はラストのピエロの笑顔が何とも切なくて良い。
「俺は…俺は…」と吃っていたら、止め画にされちゃうんですね。これがまた良いな。
第二話「シャオチの帽子」は個人的に一番好きなエピソ…
うだるような暑さの竹崎の繁華街を、厚着の男が意識朦朧としながら街頭に立つ。頭には三角帽を被り、赤い鼻をゴム紐で耳に引っ掛け、手にはでんでん太鼓を握り、首から映画の看板を背負う男の職業は、楽宮映画館…
>>続きを読むK'sシネマにて。
私にはハードルが高すぎる三部作だった(´・_・`)
坊やの人形:
静止画を拡大するという最後の演出が斬新だった。
シャオチの帽子:
映画のタイトルとなっている女の子との物語が…
ケイズシネマで鑑賞。
3本のオムニバス。60年代台湾の貧困という括りは共通しているのに、其々の結末に差があり過ぎて驚いた。
因みに2本目の『シャオチの帽子』では、圧力鍋が完全にトラウマに。その名も、…