3話オムニバス。
①[坊やの人形]妻と赤ん坊(坊や)を養うため、ピエロの格好をしたサンドイッチマンとして映画の宣伝に練り歩く男。
仕事から帰っては化粧を落とさず坊やをあやす日々が続く。
雇い主から今…
独立した短編三話からなる作品集、その中の一編「坊やの人形」がタイトルになっている。見た後に気がついたけど作品ごとに監督が異なり、なるほど二話の日本の扱われ方と三作目のチープなセットとコメディ演出の違…
>>続きを読む三部作
「坊やの人形」(侯孝賢)
映画館のサンドウィッチマンをする主人公が、用を足している最中に子供たちにピエロの扮装を盗まれ、彼らから取り戻さんと追いかけっこを演じる場面のショットが印象的だった。…
侯孝賢鑑賞会④
貧しい家族の切ない話オムニバス
「坊やの人形」
精神的に追い詰められていたのだろうから同情の余地はあれど、妻に対してモラハラ気味の夫にハラハラした。でも、あそこで坊やの人形であるこ…
下記三作の短編集。
・坊やの人形
・シャオチの帽子
・リンゴの味
随分前にディスクを買ったものの、短編集である事を知り、なかなか手が出ていなかった映画を数年越しで、ついに鑑賞。
台湾ニューシネ…
こうして並べるとが『坊やの人形』が圧倒的に良かった。ピエロのメイクをして掃除したり、落ち込んだり、子守りをしたりとこのギャップで寂寥感が切実なものとして迫ってくる。それも無言のショットで伝え切る。子…
>>続きを読むBlu-ray
オムニバス形式の三部作。それぞれ独立している。総じて60年代の台湾の貧困とその市民の健気さや逞しい姿を描く。原作は短編小説から。
・坊やの人形
ピエロ姿のサンドウィッチマンになっ…
どの話も良かった。坊やの人形で、化粧を落とした父親を他人と思ってしまい泣き出してしまう、という微笑ましい終わり方をしている、って書いてあったんだけど、見終わった感想としては泣きたくなるくらい切なかっ…
>>続きを読む第一話「坊やの人形」はラストのピエロの笑顔が何とも切なくて良い。
「俺は…俺は…」と吃っていたら、止め画にされちゃうんですね。これがまた良いな。
第二話「シャオチの帽子」は個人的に一番好きなエピソ…