シリーズ第11作。最も渋い「女地獄」の次はエログロ全開。緑魔子と川津祐介が異常な双子役で素晴らしい面構え。さらに怪物キャラも出てきて見せ物小屋のような楽しさ。シリーズ初めて眠狂四郎が死の淵を彷徨う。…
>>続きを読む墓参りに訪れた地はカラスが死肉を喰らい、人々が怯える不気味な様相を帯びていた…
何しろ緑魔子さんですからね、普通の話にはならない。魔子姫が支配する魔界村に迷い込んだ狂四郎の番外編と言った感じ。
緑…
寡黙で泰然自若な眠狂四郎の前ではお殿様やお姫様の悪巧みなど通じなかった。
円月殺法は息を飲むシーンでいつ見てもカッコいい。
緑魔子さまの妖艶さがクローズアップしているが大粒な瞳と甘い声が可愛い。セリ…
このレビューはネタバレを含みます
烏だらけの不気味な森をぬけ母の墓まいりにと寒村をおとずれる狂四郎。墓守の老人はかたる。麓の里はあれはて民は奴隷化したと。その領主の居城。まさに硫黄谷の底ふかくからきりたつ崖の上に張り付くアッシャー家…
>>続きを読む眠狂四郎はNHKの田村正和バージョンを子供のころに見ていたが、それとは全く比較にならない超残酷、残忍、エロ仕掛け。
狂四郎はスマートで良い。
今狂四郎役をやれるのは誰だろうなぁ。思いつかない。
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眠狂四郎シリーズ第11作。残酷、猟奇、エログロ色が強く作品に反映されていて、紫姫を演じた緑魔子の狂気が作品を支配している。市川雷蔵の体調不良が眠狂四郎の艶を消し、緑魔子の妖気漂う怪演が際立つ異色作に…
>>続きを読むシリーズ11作目。『円月斬り』『魔性剣』の安田公義監督。
舞台は甲府。将軍家斉の妾腹の子である土門家武、妹の紫の二人は地元の貧乏人を勝手に城に連れ込み、いたぶり、殺しまくる。
狂四郎は自身と同じく…