正直テンポとセリフの遅さに寝てしまうのではないか、と覚悟して観てみたら、物語の展開と登場人物たちの内面描写が思ってたよりハッキリしていて意外と観やすかった。
白黒映画はあまり馴染みないけど全く気に…
パーフェクトデイズを観たので改めて小津映画をHuluで。
字幕で観る良さは聞き取りにくい言葉も分かること。それと当時の風俗に合わせていること。
【きっと】は【屹度】だし【飲む】ではなく【呑む】【言…
記憶に刻まれた映画・12
『東京物語』1953年 監督:小津安二郎
家族の在り方をローポジションの固定カメラで美意識高く淡々と俯瞰して捉える美しくも残酷な映画でした。初めて観た時は2人の会話が正面…
[昭和28年。3男2女を設けた尾道に住む老夫婦。東京に住む家庭を持った長男長女を訪ねることになったが、それぞれ仕事もいそがしく、構ってやれる余裕もなく、お金を出して2人を熱海の旅館に行ってもらうこと…
>>続きを読む小津安二郎 監督の映画は、初見になります。
全編、ロー・ポジション+カメラ固定の“小津調”で撮影されていました。
この映画が、大林宣彦 監督の尾道 三部作の原型のように感じました。
昭和の美人、…
小津安二郎がヨーロッパ特にフランス🇫🇷で愛される理由が良くわかりません。
🇫🇷の人口の3分1はASIAN&Africanだそうです。
ただ私の同世代の日本の女性は、何故か🇫🇷に憧れる方が多いと思いま…
2023年19本目。
[作品情報と鑑賞前の私見]
何百本と映画を見てきてようやく辿り着いた、小津安二郎監督の作品。
1953年に撮られたモノクロ映画です。
東京で暮らす息子家族・娘家族のもとへ親が…
小津安二郎の作品を見るのは、
5年前にみた「彼岸花」に続き2作目ですが、
5分もたたずに、その世界に引き込まれて、
安心して映像に身を委ねられてしまうから不思議です。
映像の語り口の妙なのでしょう…
去年観た「お早よう」も名作だがやっぱり『東京物語』、正月は小津。数年前DVDを借りて初めて観たときには僕の九州の父親はまだ生きていてここまでの感情に至ることは無かったが、両親共にこの世にいなくなった…
>>続きを読む監督: 小津安二郎、脚本: 野田高梧、小津安二郎、撮影: 厚田雄春、音楽: 斎藤高順、出演: 笠智衆、東山千栄子、原節子、香川京子、杉村春子、山村聡、他による、国内外で高い評価と支持を受けて特に映画…
>>続きを読む(C)1953 松竹株式会社